特定非営利活動法人領域横断的集学的治療支援センター

活動実績

平成29年11月10日 第一回術前画像シュミレーションを支援しました。

第一回術前画像シミュレーション
(平成29年11月10日17:30~19:00 慶應義塾大学 新教育研究棟1F 実習室A)

本日は婦人科、仲村勝先生による術前画像シミュレーションの講義が行われました。教育目標を「手術に有用な術前画像シミュレーション法を習得する為に必要となる知識を学び、ワークステーションの使用法を理解し、実際の症例を元に実践する」とし、本日は主に術前画像シミュレーションのベースとなる断層解剖、Rendering、3Dの知識について教えて頂きました。
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これまでの情報をもとにCT画像やMRI画像を観察し、画像から理解できる重要なポイント、骨盤内の主要箇所について教えて頂きました。

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後半は解剖学教室の高詰様より、3Dでの血管造影像、走査電子顕微鏡画像、実写解剖撮影の取組み(解剖実習室に設置されたモーションコントロールカメラの紹介)、手術顕微鏡に取り付けられる3D対応の撮影装置などの紹介がありました。
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また、実際に医学部の授業で導入されているiPadを使用した3D教育コンテンツの紹介がありました。

専用のメガネを装着し3Dで断面画像を見ることができます。
iPadの専用アプリケーションを使用し、解剖画像を色々な角度から見ることができ、紙ベースの教科書では見づらい神経や血管などの位置関係の理解を深めることができます。

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本日は、医学・教育・研究分野での立体構造の把握、立体視の重要性を感じる大変充実した実習となりました。皆様、ご協力ありがとうございました。


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